ジムでズンバを始めて早2年。
最初は「運動不足解消になればいいな」程度の軽い気持ちだったのですが、今ではすっかりハマってしまいました。
週4回通う中で、だんだん気づいてきたことがあるんです。
それは、参加者の年齢層によって、ファッションへの取り組み方がまったく違うということ!
私のジムには20代から70代まで幅広い年齢層の方が参加されているのですが、特にアラフィフ世代とシニア世代の違いが面白くて。
最初は「みんなシンプルっぽいウェアで来るんだろうな」と思っていたのですが、実際は本当にバラエティ豊かで驚きました。
そんな中で出会った素敵なエピソードもあり、今日はそのあたりをお話ししてみたいと思います。
アラフィフ世代は派手ウェア!シニア世代との違い
私が通うズンバクラスで一番目を引くのは、やっぱりアラフィフ世代の皆さんです。
アラフィフ世代はバブルの香り!?
カラフルで派手なダンスウェアを着こなしていて、見ているだけで元気をもらえます。
蛍光ピンクのタンクトップや露出が多くネオンカラーを取り入れたウェアなど、完全にズンバモードって感じ。
「今日のウェア可愛いですね!」と声をかけると、「ネットで見つけたの!お気に入りなの〜」と嬉しそうに教えてくれたり。
この世代の方たちって、ズンバを「自分を表現する場」として楽しんでいるんだなって感じます。
シニア世代はシンプル&品のある着こなし
一方で、シニア世代の皆さんは基本的にトップスはキレイめカラーでデザインはシンプル。
でもそれが素敵なんです。
清潔感があって品があります。
「派手なウェアは苦手で」とおっしゃる方が多いのですが、その分動きやすそうで、実用性を重視されているのがよく分かります。
最初は「みんな同じような格好なのかな」と思っていたのですが、実際は年齢によってこんなにも違うものなんですね。
ズンバ福袋事件で生まれた世代を超えた交流
そんな中で起こったのが、私が勝手に「ズンバ福袋事件」と呼んでいるエピソードです。
ジムの中にアラフィフ世代のボス的存在の田中さん(仮名)がいるのですが、この方がある日「ネットでズンバウェアの福袋があるから、欲しい人いる?予約しておくよ」と声をかけたんです。
シニア世代の何人かが「お店に見に行くのは大変だから。ネットは使えないから」とお願いして、田中さんがまとめて注文してくれることになりました。
後から分かったのですが、田中さんは楽天の会員で、ポイントを貯めるのが目的だった様子。
「みんなの分も一緒に買えば、ポイントがいっぱい貯まるのよね〜」とちゃっかりしたことを言っていて。
でもそれが結果的にみんなハッピーになる仕組みになっているのが面白かったです。
福袋が届いた日は大騒ぎ。
シニア世代の皆さんが「こんな派手なの初めて着る!」「これは私には無理かも」なんて言いながら、どこか嬉しそうに袋を開けているんです。
中には「この色は似合わないから、誰かもらって」と言って、みんなでウェアを交換したりプレゼントしあったりする光景も。
普段はレッスンを終えるとお風呂へ直行するシニア世代の方たちも、この日はロッカーでワイワイと盛り上がっていて、なんだかとても微笑ましかったです。
一番大切なのは楽しんでいる笑顔
色々な年齢層の方と一緒にズンバをしていて思うのは、結局ファッションって二の次なんだなということです。
派手なウェアを着ていても、シンプルな服装でも、みんな音楽に合わせて体を動かしているときの笑顔は同じなんです。
アラフィフ世代の方は「今日は新しいウェアを着てきたから気分が上がる!」と言うし、シニア世代の方は「動きやすい服が一番」と言うこともあります。
どちらも正解で、どちらも自分らしい楽しみ方をされているんですよね。
時々、初心者の方が「みんなちゃんとしたウェアを着ているから私も買わないと」と心配そうにしているのを見かけますが、全然そんなことないんです。
Tシャツにジャージでも、とにかく動きやすければ何でもOK。
笑顔で楽しく踊れたらそれが1番なんです。
まとめ
ズンバを通じて学んだのは、年齢によって楽しみ方は違っても、みんな同じように音楽と運動を愛しているということでした。
田中さんの福袋作戦のように、世代を超えた交流が生まれることもあって、それがまたズンバの魅力の一つなのかもしれません。
派手なウェアでテンションを上げるのも良し、シンプルな服装で動きやすさを重視するのも良し。
大切なのは自分らしく楽しむことですね。
ズンバは年齢やファッションに関係なく、誰でも楽しめるものだと改めて感じています。