ジムに通い始めてから、私の生活に欠かせなくなったのがズンバです。
音楽に合わせて体を動かすだけで自然と笑顔になれるのですが、面白いのは「時間帯によって雰囲気が全く違う」ということ。
朝のクラスは派手なウェアで楽しむアラフィフ世代が多く、シニア層も加わってとても華やか。
一方で夜は若い世代が中心で、シンプルな服装が多く落ち着いた雰囲気に。
どちらも違った魅力があって、そこで出会えた人との交流は今も大切な思い出になっています。
朝のズンバ:華やかで賑やかなお祭り空間
朝10時からのクラスは、まさに「華やかさ」の一言に尽きます。
参加者は30人ほどで、その半分がアラフィフ層の皆さん。
カラフルで派手なダンスウェアを着こなしていて、スタジオ全体がパッと明るくなるような雰囲気なんです。
蛍光ピンクやネオンカラーのタンクトップに、柄や色が目を引くロングパンツを合わせている方が大半。
遠くからでもパッと目を引く華やかさで、見ているだけで元気をもらえます。
シニア世代の方も5〜6人いらっしゃって、アラフィフ組ほど派手ではないものの、明るい色のウェアを選んでいる方が多いんです。
全体的にとても賑やかで、レッスンが始まる前からおしゃべりに花が咲いて、とても楽しい空気感。
話を聞いているだけでも自然と笑顔になれます。
そんな中でアラフォー世代は本当に少なくて、私ぐらい。
最初は少し浮いているような気がして緊張したのですが、皆さんとても親切で、すぐに馴染むことができました。
夜のズンバ:落ち着いた大人の時間
一方、夜7時30分からのクラスは全く違う雰囲気。
参加者は30人程度で、アラフィフ層は4〜5人。
残りは20代から30代の若い方が中心です。
服装も全体的にシンプルで、黒やグレー、白といったベーシックカラーが多め。
20〜30代の方はシンプルなトップスに長めのパンツというスタイルが中心です。
落ち着いた雰囲気で、全体的に洗練された印象があります。
若い方が多いからか、クラス前のおしゃべりも朝ほど活発ではなく、静かにストレッチをしたり、音楽を聞きながら準備をしている方が多いです。
でもいざダンスが始まると、皆さん本当に上手で、純粋にダンスを楽しんでいる様子が伝わってきます。
朝の華やかさとは対照的に、夜は落ち着いていて、まさに「大人の時間」という感じです。
しっかりダンスやステップの動きを覚えたい方におすすめ。
素敵な出会いエピソード
お風呂で始まった美人アラフィフ女性との交流
朝のクラスで印象的だったのが、いつも完璧なダンスを踊る美人のアラフィフ女性の存在でした。
スタイルも良くて、ウェアもいつもコーディネートが決まっていて、正直最初は少し近寄りがたい印象だったんです。
でもある日、クラス後にお風呂で偶然一緒になって、「いつも踊りが上手で素敵ですね」と声をかけてみたんです。
すると「何年もやってるからね~。慣れだよ、慣れ」と笑いながら答えてくれて、すごくフランクな雰囲気。
自然に会話が弾んで、話しかけやすい空気を作ってくれました。
実際にお話ししてみると、見た目の華やかさとは裏腹に、とても気さくで家庭的な方だったんです。
「派手なウェアは実はもらいものが多くて、最初は恥ずかしかったけど、せっかくだから着ています」と笑っていて、そのギャップがとても素敵でした。
彼女とはとても仲が良くなり、一緒にランチやディナーに行くことも。
ラインでよく連絡も取っていて、信頼できる大切な友人です。
社交的な美魔女さんのおかげで広がった輪
社交的な美魔女さんのおかげで輪が広がった出来事は、今でも鮮明に覚えています。
朝や夜のクラスでよく見かけていた、美魔女さん。
アラフィフ世代ですが、ぱっと見とてもかわいらしくて、実は最初は自分と同世代だと思っていました。
ある日、休憩室でお茶を飲んでいたら、「最近入ったの?どんなレッスンに入ってるの?」と笑顔で話しかけてくれて、「えっ実は年上だったんだ!」と後から知って驚いたのも懐かしい思い出です。
この方が本当に人と人を繋ぐのが上手で、私と20代の女性を「同じレッスンに入ってるよね」と紹介してくれたんです。
20代の女性は手芸と読書が趣味ということで、話が盛り上がって。
読書について、好きな作家さんの話をしていたら、手作りのブックカバーと髪ゴムをプレゼントしてくれたんです。
ブックカバーは私の好きな色合いで作ってくれ、ヘアゴムも普段のコーディネートに合わせやすいシンプルなデザイン。
手紙まで添えてあって、その心遣いに本当に感動しました。
年齢差があっても、共通の趣味があると自然に仲良くなれるものなんですね。
美魔女さんがきっかけをくれなければ、多分話すこともなかった方だと思うので、人との縁って不思議で素晴らしいなと思います。
まとめ
朝と夜、どちらのズンバクラスもそれぞれの魅力があって、私にとっては欠かせない時間になっています。
朝は華やかで賑やかな雰囲気の中で元気をもらい、夜は落ち着いた空間で穏やかに体を動かす。
同じズンバでも、時間帯によってこんなに違う楽しみ方ができるなんて、始める前は想像もしていませんでした。
そして何より、それぞれの時間帯で素敵な方たちとの出会いがあったことが一番の収穫です。
年齢も職業も違う方たちと、ズンバという共通の趣味を通じて繋がれるのは本当に素晴らしいことだと思います。
もしズンバを始めようか迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ朝と夜、両方の雰囲気を体験してみることをおすすめします。
きっと自分に合った時間帯が見つかると思いますよ。