ジムで人気のズンバですが、実は朝と夜では雰囲気がまったく違うんです。
派手なウェアで賑やかな空気が広がる朝、落ち着いた大人の雰囲気の夜。
どちらも魅力があって、私はどちらにも参加したことで、それぞれの楽しみ方を体験できました。
どちらのズンバも楽しく、思わず笑顔に。
今日はそんな「朝ズンバ」と「夜ズンバ」の違いをまとめてみます。
朝のズンバはまるでフェス気分
ネオンカラーのウェアで華やか
朝10時からのクラスに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのがとにかくカラフルで派手なウェアの数々。
見ているだけで元気になるような色とりどりの装いです。
参加者の大部分はアラフィフ世代とシニア世代の女性たち。
皆さん本当におしゃれを楽しんでいます。
何より印象的なのが、クラスが始まる前のおしゃべりの賑やかさです。
笑い声が絶えず、スタジオ全体がまるでお祭り会場のような活気に満ちていて、私も明るい気持ちになり、自然と笑顔になります。
センターは常連組、初心者は後方へ
そんな華やかな雰囲気の中で、常連のアラフィフの皆さんはスタジオの中央付近に自然と集まります。
ダンスも上手で堂々としていて、まさにメインステージという感じ。
見ているだけで「私もあんな風に踊れるようになりたい」と憧れてしまうほどです。
ただ、そのおかげで初心者の方や私のような中間世代は、やや後ろの方に位置を取ることが多くなります。
ダンスを上達させたいならインストラクターの近く!
最初は「前に出るのは遠慮した方がいいかな。悪目立ちしたくないし・・・」と思って後ろにいたのですが、実際はインストラクターが見えにくくて動きが分かりづらいんです。
特に後ろのはしっこは全く見えないこともあるので、しっかりステップを覚えたいなら先生のすぐ後ろや、3メートル圏内に入るのが一番。
そういう意味では、常連さんで埋まっている朝ズンバは、初心者や学びたい方には少し不利かもしれません。
朝のクラスは何より「楽しさ」が前面に出ていて、完璧に踊れなくても「まあいいか」という雰囲気。
間違えても笑って誤魔化せるし、みんなで盛り上がることが何より大切という空気感が心地よいです。
夜のズンバは集中できる大人空間
夜7時30分からのクラスは、朝とは打って変わって落ち着いた大人の雰囲気です。
参加者の多くが20代から30代の若い女性で、服装もシンプル。
クラスが始まる前も、朝のような賑やかなおしゃべりはあまりありません。
それぞれ自分のペースで準備をしています。
会話があっても小声で短時間という感じで、全体的に静か。
でも、いざダンスが始まると雰囲気は一変します。
皆さん本当に集中していて、先生の動きを真剣に見て覚えようとしている様子が伝わってきます。
インストラクターの動きが見やすい特等席
夜のクラスの良いところは、先生の動きをしっかり見やすいことです。
朝のクラスと違って場所取りに遠慮がないので、前の方に立って細かい動きまでチェックできます。
私も最初は後ろの方にいましたが、「せっかくだから前で先生の動きを見よう」と思い切って前に出てみたら、本当に勉強になりました。
ステップの組み合わせや腕の使い方、重心の移動など、朝のクラスでは気づかなかった細かいポイントがたくさん見えて、「こうやって踊るのか」と新しい発見の連続でした。
上達したい、ダンステクニックを身につけたいという方には、夜のクラスが断然おすすめです。
じっくり学びたい人にぴったり
参加者の年齢層が若いこともあって、体力的にもハードな動きについていける方が多く、インストラクターも少し難しい振り付けを取り入れることがあります。
「今日は新しいステップを覚えられた」という達成感を味わえるのも、夜のクラスならではの魅力だと思います。
夜のクラスは「上達」や「学び」を重視する空気感があり、真面目にダンスに取り組みたい日には最適です。
静かで集中できる環境の中で、自分のペースでしっかりと体を動かせる満足感があります。
朝と夜、それぞれのメリットまとめ
朝と夜。
両方のクラスに参加してみて、それぞれの良さがはっきりと見えてきました。
どちらも魅力的で、その時の気分や目的によって使い分けています。
雰囲気を重視して楽しみたいなら、断然朝がおすすめです。
カラフルなウェア、賑やかなおしゃべり、みんなで盛り上がる一体感。
朝からこんなに楽しい時間を過ごせると、「今日も一日頑張ろう」という前向きなエネルギーをもらえます。
とにかく楽しく体を動かしたいという日には最適です。
一方で、しっかりとダンスを学びたい、ステップを覚えたいという方には夜のクラスが絶対におすすめです。
静かな環境で先生の動きに集中でき、細かいテクニックまでしっかりと見ることができます。
「今日はこの動きができるようになった」と実感できるのも大きな魅力です。
集中してダンスに取り組むと気分転換になり、新しいステップを覚えられると達成感もあります。
本格的にズンバを習得したいという方や、将来的にはインストラクターを目指したいという方には、夜のクラスでの経験が絶対に役立つと思います。
どちらのクラスにも共通して言えるのは、年齢や経験に関係なく、誰でも歓迎してもらえる温かい雰囲気があることです。
最初は「ついていけるかな」と不安でしたが、朝は笑顔で迎えてくれるし、夜は静かに見守ってくれるし、どちらも居心地の良い空間でした。
自分がその時何を求めているか、どんな気分でいるかによって選べるのが、ズンバの素晴らしいところだと思います。
元気を出したい時は朝へ、集中したい時は夜へ。
そんな使い分けができるようになると、ズンバライフがより充実したものになると思います。
まとめ
同じジム、同じズンバなのに、時間帯が違うだけでこんなにも雰囲気が変わるなんて、始める前は全く想像していませんでした。
朝のお祭りのような華やかで賑やかな空間と、夜の集中した静かで落ち着いた大人の時間。
どちらも魅力的で、私にはどちらも欠かせない存在になっています。
最初は「どっちが自分に合うかな」と迷っていましたが、結局のところ、その日の気分や目的に応じて選べばいいんだということがわかりました。
気持ちを明るくしたい日は朝のクラスへ、しっかりと体を動かして技術を向上させたい日は夜のクラスへ。
この違いを知らずに片方のクラスだけに参加していたら、ズンバの魅力を半分しか味わえていなかったかもしれません。
もしこれからズンバを始めようと考えている方がいらっしゃったら、ぜひ朝と夜、両方の雰囲気を体験してみることをおすすめします。
きっと自分に合ったスタイルが見つかりますし、時間帯によって違う楽しみ方があることを発見できると思います。
ズンバの世界は思っている以上に奥深くて、飽きることがありません。
あなたもぜひ、朝と夜、二つの世界を体験してみてください。