ジムでズンバを始めてから、私の生活はどんどん楽しくなっていきました。
最初は運動不足解消や気分転換が目的だったのですが、続けていくうちに思わぬ「友達づくり」のきっかけにもなったんです。
特に印象的だったのは、私と同じアラフォー世代の仲間が増えたこと。
私と同じように転勤で引っ越して来ていた方や、趣味やライフスタイルが似ている方と出会えて、気づけばレッスン後におしゃべりする関係に。
ときには3〜4人でランチに行ったり、地元情報やおすすめのお店を教え合ったりと、ズンバを通して交流の輪がどんどん広がっていきました。
最初は運動不足解消だったけど、今では人生が広がり、とても楽しい生活を送っています。
ズンバから始まる友情!アラフォー転勤族が出会った仲間たち
同世代のアラフォー仲間との出会い
ズンバのレッスンに通い始めて10か月ほど経った頃のことです。
いつものように汗を流した後、更衣室で「こんにちは」と声をかけてくれた女性がいました。
彼女は私と同じくらいの年齢で、転勤でこちらに来たとのこと。
「実は私も転勤族なんです」と話すと、「わあ、一緒ですね!」と盛り上がりました。
お互い地元を離れて暮らしている身だからこそ、共感できることがたくさん。
子育ての悩み、新しい土地での生活の戸惑い、地域の情報不足…。
同世代ならではの話題で意気投合し、あっという間に仲良くなりました。
その後、クラスで顔を合わせるたびに話すようになり、気がつけば5人ほどのアラフォー仲間ができていました。
みんな転勤や結婚で県外から来ていて、「新参者同士」という絆で結ばれているような感覚です。
グルメリサーチで広がった新しいお店
仲間の中でも特にグルメ好きのMさんは、まさに「食べ歩きの達人」でした。
ホットペッパーやぐるなび、Googleマップを駆使して、地元の人でも知らないような隠れた名店を次々と発見してくれるんです。
「気になるカフェ見つけたから行ってみない?」 「このイタリアンのランチ、すごくお得らしいよ!」
Mさんのリサーチ力のおかげで、私たちは毎月のように新しいお店を開拓するようになりました。
地元に長く住んでいる人なら「いつものお店」で済ませてしまうようなところを、転勤族の私たちは新鮮な目線で探検でき、とても楽しかったです。
特に印象に残っているのは、住宅街の奥にひっそりと佇む小さなカフェ。
Mさんが見つけてくれなかったら、絶対に通り過ぎていたであろうお店。
お互いに転勤族なので、別々の地に住むことになりましたが、とても良い思い出です。
今もたまに連絡をとり、近況報告しあっています。
宮崎チキン南蛮のレシピまで!思い出のシェア
仲間の一人、Yさんは宮崎出身でした。
ある日のズンバ後の会話で、宮崎のチキン南蛮の話になり、「本当のチキン南蛮を作ってみたい!」という話で盛り上がりました。
「じゃあ今度、みんなでうちに集まって作ろうか?」
Yさんの提案で実現した「宮崎チキン南蛮パーティー」は、今でも私たちの大切な思い出の一つです。
タルタルソースの作り方から、鶏肉の揚げ方のコツまで、Yさんが丁寧に教えてくれました。
料理を通じて宮崎の文化に触れることができました。
今でも我が家の定番メニューとして、Yさん直伝のチキン南蛮を作っています。
他にも、転勤で各地を回ったメンバーたちから、様々な郷土の味を教わりました。
料理を通じて日本各地の文化に触れられるのは、転勤族同士の友達ならではの楽しみだと思います。
ジム友から一生の友へ!ズンバで広がった交流の輪
振り返ってみると、ズンバを始めた当初の目的だった「運動不足解消」は確実に達成できました。
でも、それ以上に価値があったのは、素敵な友達との出会いでした。
同じリズムで体を動かし、同じ音楽で汗を流すことで、自然と心の距離が縮まるんですよね。
言葉を交わさなくても、隣で一緒に踊っているだけで連帯感が生まれる。
そんなズンバならではの雰囲気が、友達作りのきっかけを作ってくれたのかもしれません。
「今日も暑かったですね」「このステップ、難しくないですか?」といった何気ない会話から始まって、今ではランチやディナーに一緒に出かける仲になりました。
転勤族にとって、新しい土地で友達を作るのは本当に大変です。
でもズンバという共通の趣味があることで、年齢や出身地を超えて自然とつながることができました。
今、ズンバを始めようか迷っている方がいらしたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
ダンスや運動が得意でなくても大丈夫。
大切なのは楽しむ気持ちです。
そして、もしかしたら私のように、一生の友達との出会いが待っているかもしれません。
音楽に合わせて体を動かし、汗を流して、そして笑顔になる。
ズンバには、人と人をつなげる不思議な魅力があるのだと、今では確信しています。