正直なところ、ズンバを続けるために特別な工夫をしているわけではありません。
ただ、不思議なことに「今日はちょっと疲れているな」と感じる日でも、レッスンに参加してみると気分が回復することがあります。
音楽に合わせて体を動かすうちに、いつの間にか疲れが和らいでいるのです。
また、インストラクターによって雰囲気が大きく変わるのもズンバの面白さだと思います。
クラスを盛り上げて明るい空気を作ってくれるインストラクター。
レッスン後に「ここはどう動けばいいの?」と気軽に質問すれば丁寧に教えてくれるインストラクター。
そして、超上級者ならではのキレのあるダンスを披露しながら、わかりやすくレッスンを進めてくれるインストラクター。
それぞれに個性があって、毎回違った楽しみ方ができます。
さらに、行けば必ず顔見知りがいるという安心感も続けられる理由のひとつです。
LINEで「今日行く?」と声をかけ合うこともありますが、基本的にはいつものメンバーが集まっているので、自然と「また一緒に頑張ろう」「次も楽しもう」という気持ちになれます。
こうした小さな積み重ねが、私にとってズンバを長く続けられる力になっているのだと思います。
特別な工夫なんてしていないのが実は工夫
ズンバを始めて2年が経ちますが、実を言うと「これをすれば続けられる」という特別な工夫はしていません。
むしろ、頑張りすぎないことが私なりの工夫なのかもしれないと思っています。
以前は「疲れている時は休んだ方がいい」と考えがちでした。
でも、実際にズンバを続けてみてわかったのは、疲れていてもレッスンに参加すると不思議と元気になれることが多いということです。
なんとなく体がだるい時でも、スタジオに足を向けてみると、音楽が流れ始めた途端に体が軽やかになっていく感覚があります。
「とりあえず行ってみよう」とスタジオに向かったところ、レッスンが終わる頃には疲労感がすっかり消えていたのです。
汗をかいて体を動かしたことで、逆に疲れが取れているような感覚でした。
これは理屈では説明できませんが、私自身が何度も体験している事実です。
インストラクターの個性が生み出す楽しさ
私が通っているジムでは、タイプの異なるインストラクターがいます。
それぞれに魅力があり、どの先生のレッスンも楽しみにしています。
まず、とにかく盛り上げるのが上手なA先生。
レッスン中の「最高!」「その調子!」という声かけで、スタジオ全体が明るい雰囲気に包まれます。
A先生のクラスでは、参加者同士が自然と笑顔になり、時には笑い声も聞こえてきます。
特に疲れている時は、この明るいエネルギーに引っ張られて元気をもらっています。
B先生は、分かりづらいステップがあると気軽に「今のわからなかった人いる?」と声をかけてくれるタイプです。
B先生のこの配慮がとても助かっています。
動きをゆっくりと見せてくれたり、簡単なバリエーションを教えてくれたりします。
おかげで「できない」というストレスを感じることなく、自分のペースで楽しめています。
そしてC先生は、キレのあるダンスを披露しながらも、とてもわかりやすく指導してくれる方です。
C先生の動きを見ていると「こんな風に踊れたら格好いいだろうな」と憧れる気持ちが湧いてきます。
でも決してレベルの高いことを強要せず、初心者にも丁寧に教えてくれるので、無理なく挑戦。
C先生のクラスでは、いつもより少し頑張って踊っている自分がいます。
行けば必ずいる顔見知りという安心感
ズンバを続けられている大きな理由の一つは、レッスンに行けば必ず顔見知りがいるという安心感だと思います。
毎週同じ曜日の同じ時間に通っているため、自然と顔馴染みのメンバーができました。
Dさんとは、レッスン後にたまたま更衣室で一緒になった時に会話が始まり、今ではLINEでやりとりをする仲になりました。
「今日のレッスンきつかったですね」「新しい曲良かったです」といった他愛のない話から、時には愚痴まで聞いてもらっています。
同じ趣味を持つ友人ができたことで、ズンバがより身近で楽しいものになりました。
Eさんは私より少し年上の方で、いつも私の斜め前のポジションで踊っています。
お互い特に深い話をするわけではありませんが、レッスン前にちょっとした世間話をしたり、レッスン後に「お疲れさまでした」と挨拶を交わしたりする関係です。
でも、この何気ないやりとりがあるだけで「今日も頑張ろう」という気持ちになれるのです。
基本的には同じメンバーが揃っているので、声をかけてもらえることが多く、温かい気持ちになります。
一人で始めた習い事でしたが、今では小さなコミュニティの一員になれた気がしています。
音楽の力で気分も上がる
ズンバの魅力は何と言っても音楽だと感じています。
レッスンで使われる曲は、聞いているだけで自然と体が動きたくなるような楽しいものばかりです。
特にラテン系の明るいリズムは、どんなに疲れていても気分を上向きにしてくれます。
音楽に身を任せていると、日頃の悩みや心配事を忘れて、その瞬間を純粋に楽しめている自分がいるのです。
音楽が日常生活にも良い影響を与えてくれているのを感じています。
習慣になってしまえばこっちのもの
続けられている一番の理由は、習慣になってしまったことかもしれません。
毎週火曜日の夜19時30分からはズンバの時間。
この時間は自分にとって特別な時間になっています。
大きな浴槽のお風呂に入るだけでもいいか、と割り切ってジムに行くことで、意外とレッスンは続けられているんです。
今では考える前に行動しています。
その結果、レッスンを休むことがほとんどなくなりました。
季節や気分の波があっても楽しいから続けられる
2年間続けていると、当然ながら波があります。
夏の暑い時期は汗をかくのが億劫に感じたり、冬の寒い日は家から出るのが面倒に感じたりすることもありました。
それでも続けてこられたのは、結局のところズンバが楽しいからだと思います。
一時的にやる気が下がることはあっても、スタジオに足を運べば必ず笑顔になれる時間が待っていました。
だからこそ、今も続けられているのだと実感しています。
仲間と一緒だから頑張れる
一人だったら続けられていなかったかもしれません。
同じ時間に同じ場所に集まる仲間がいるからこそ、「また来週も頑張ろう」と思えるのです。
特に調子が出ない時は、周りの人たちの楽しそうな姿に引っ張られて、気づけば自分も楽しくなっています。
一人で家でYouTubeを見ながら運動するのとは全く違う、人とのつながりがもたらす力を感じることも多いです。
まとめ:楽しさが一番の継続の秘訣
振り返ってみると、私がズンバを続けられているのは、特別な工夫をしているからではなく、純粋に楽しいからだと思います。
楽しい音楽、個性豊かなインストラクター、温かい仲間、そして何より自分自身が楽しんでいること。
これらすべてが組み合わさって、自然と続けられる環境ができているのです。
何よりも、楽しむことが1番!
楽しいことは続けたくなるし、続けることでもっと楽しくなる。
これが一番の理由だと感じています。
これからも、特別な工夫をしようとは思いません。
ただ、楽しい気持ちを大切にしながら、自分のペースで続けていきたいと思っています。