ジムに入会して3週間が経った頃、私の目的はもっぱらお風呂とヨガでした。
週4回通うペースも慣れてきて、運動後のお風呂とサウナが何よりの楽しみ。
ヨガも思った以上にリラックスできて気に入っていました。
でも、ジムに通っているうちに気になり始めたのがズンバのレッスン。
スタジオから聞こえてくる陽気な音楽と、参加者の皆さんの楽しそうな笑い声。
「面白そうだけど、ダンスなんて全然できないし…」と躊躇していましたが、私は元々人見知りしないタイプだし、つまらなければ一度でやめてもいいという軽い気持ちで挑戦することにしました。
結果的に、この決断が私のジム生活をより楽しいものに変えてくれました。
ズンバに挑戦するまでの気持ち
ジムに入会して3週間、週4回のペースで通うのにも慣れてきた頃でした。
最初の目的だったお風呂やヨガも満喫していて、「ジムっていいな」と思い始めていた時期です。
そんな時に気になり始めたのがズンバでした。
ズンバのスタジオ前で立ち止まっていた時、60代くらいの女性がカラフルなウェアで若い人と一緒に踊っている姿が本当に素敵で。
「見てるだけでも元気もらえるな」とふと思いました。
周りはみんな華やかなウェアなのに、自分だけユニクロTシャツとパンツ…
そんな“浮きそう”な心配も、実際に入ってみると全然不要でした。
レッスン後、初対面の人に「楽しかったですね」「また一緒に踊りましょう」と声をかけられたり、曲に合わせてみんなが失敗しても笑っている空気が心地よかったんです。
「なんで今までためらってたんだろう」と思えました。
初めてのレッスンで感じた楽しさ
レッスン当日、スタジオに入る前はやっぱり少しだけ緊張しました。
でも、ドアを開けた瞬間に感じたのは、想像以上に和やかで温かい雰囲気でした。
参加者の皆さんは確かにカラフルで素敵なウェアを着ていましたが、私のような地味な格好でも全然浮くことはありませんでした。
レッスンが始まると、まずはシンプルな動きから。
新しい曲のときだけ、先生がステップを少しだけ説明してくれるけれど、基本は「音楽に合わせて自由に動いて楽しんでください」というスタンスでした。
最初はぎこちなかったけど、音楽が流れ始めると自然と体が動いてきて、間違えても全然気にならない雰囲気。
周りの方たちも時々ステップを外して笑っているし、「完璧じゃなくてもいいんだ、楽しむのが一番なんだな」と思えてホッとしました。
特に印象的だったのは、サルサの曲になった時。
サルサのステップでは足ももつれたりバタバタしたけれど、だんだんリズムに乗れる感じが“踊れた!楽しい!”という小さな達成感につながりました。
だんだん音楽に合わせてぎこちない動きながら少しでもできるようになると、すごく心地よかったです。
45分のレッスンがあっという間でした。
息は少し上がったけど、疲れるより楽しさの方が圧倒的に勝っていました。
特に印象的だったのは、年齢も体型も違う皆さんが、本当に同じ笑顔で楽しんでいる光景でした。
レッスン後、隣で踊っていた方が「楽しかったですね!また一緒に踊りましょう」って声をかけてくれて、その温かさにとても感動しました。
帰り道、夫に「今日初めてズンバに参加してみた」って報告したら、「なんだか表情が明るくなったね」って言ってもらえて嬉しかったです。
家に帰ってからも、レッスン中に流れていた音楽が頭の中でリピートしていて、思わず口ずさんでしまうほどでした。
「明日もまた行きたいな」って思えるくらい、楽しめました。
まとめ
ジムに入会して3週間目に挑戦したズンバは、想像以上に楽しくて充実したレッスンでした。
今では、ズンバが一番の楽しみに。
特別なスキルや経験も一切関係なく、「楽しむ気持ち」だけで誰でも始められるのが本当に魅力だと思います。
最初は“つまらなかったら一度で辞めてもいいや”くらいの軽い気持ち。
でも思い切ってやってみたことで、新しい楽しみや出会いまで増えたのが、自分らしい収穫でした。
もし迷っている人がいたら、「ちょっとでも気になるなら、ぜひ一度体験してみて」。
きっと、どこかで思わぬ楽しさや自分の変化に気づけるはずです。